2006年03月06日

赤ちゃんの駅:安心して乳幼児の世話できる場所を--板橋区が設置へ

 板橋区は新年度から、区立保育園、児童館などに乳幼児のおむつ替えや授乳ができるスペースを作り、「赤ちゃんの駅」に指定する事業を始める。駅には目印の看板を立て、乳幼児連れの親が安心して外出できる環境づくりを目指す。5月中旬をめどに運用を始める。

 駅には、おむつ替え用のベビーベッドや、授乳スペースを設ける。また一部ではミルク用のお湯の提供も検討している。60カ所以上設置する予定で、区は現在、施設と調整を進めている。
 現場の保育士や児童館職員の発案で、母親らの「オムツ替えをする場所が少ない」「安心して母乳やミルクを与えられる場所がほとんどない」といった声に応えた。こうした駅に立ち寄ることで、保育園や児童館の育児相談にも行きやすくする狙いもある。
 区はこれまでに児童館に乳幼児に関する情報交換や友達づくりの場として「すくすくサロン」を整備したり、親子交流サロン設置、育児支援ヘルパー派遣などをしている。

Posted by Naoko at 13:02 | EDIT | コメント (0) | トラックバック (0)| 気になるニュース
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