駅には、おむつ替え用のベビーベッドや、授乳スペースを設ける。また一部ではミルク用のお湯の提供も検討している。60カ所以上設置する予定で、区は現在、施設と調整を進めている。
現場の保育士や児童館職員の発案で、母親らの「オムツ替えをする場所が少ない」「安心して母乳やミルクを与えられる場所がほとんどない」といった声に応えた。こうした駅に立ち寄ることで、保育園や児童館の育児相談にも行きやすくする狙いもある。
区はこれまでに児童館に乳幼児に関する情報交換や友達づくりの場として「すくすくサロン」を整備したり、親子交流サロン設置、育児支援ヘルパー派遣などをしている。