2004年01月06日

【不妊治療】受精卵凍結設備が条件 不妊治療病院の認定基準


 不妊治療を実施する病院について日本産科婦人科学会がまとめた施設認定基準が6日、明らかになった。体外受精による出産を行う施設では受精卵を凍結保存する設備があることを条件とした。
 国が4月に始める予定の不妊治療助成では、同学会が認定した医療施設で治療を受ける人を対象とすることが検討されている。同学会はこの認定基準を近く公表する。
 凍結保存設備があれば、複数の卵子を一度に体外受精させて保存し、必要に応じて母胎に戻すことが可能。出産が成功するまでに女性から卵子を取り出す回数を少なくでき、体への負担を減らすことができる。
 倫理委員会の設置も条件。治療について病院が患者から同意を得る際に使う用紙の様式が適切かどうかを確かめるため、学会への提出も求めている。

Posted by Naoko at 00:00 | EDIT | コメント (0) | 気になるニュース
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