2004年01月06日

【医療ミス】乳児に麻酔薬を誤注入 手術中に7分心停止


 横浜市南区の神奈川県立こども医療センターで2002年6月、乳児の手術中に医師が誤って麻酔薬を注入し乳児が一時心停止していたことが6日、分かった。心拍は約7分後に戻り後遺症もないが、病院は医療ミスを認め既に家族に謝罪している。
 県によると、乳児の腹部の手術中に血圧が低下、麻酔医が血圧を上げるために血液製剤を注入しようとした際、誤って麻酔薬約3ミリリットルを投与、直後に乳児の心臓が停止した。
 取り違いに気付かない医師はさらに麻酔薬注入を続け計約20ミリリットルを投与した。心臓マッサージなどを施し約7分後に心拍が戻ったという。
 乳児は約1カ月後に退院し現在までに後遺症はみられないという。
 センターによると、取り違えた薬剤は色が似ていた。医師は廃棄すべきだった使用済み麻酔薬の残りを血液製剤と勘違いしたらしい。投与量によっては死亡する危険性もあったという。

Posted by Naoko at 00:00 | EDIT | コメント (0) | 気になるニュース
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