2003年11月29日

【医療】手術や出産後の肺塞栓多発 関係学会が予防指針策定


 手術や出産の直後に血栓が肺の血管につまる肺塞栓(そくせん)症にかかる人が、国内でも10万人に44人もの高率に上ることが日本麻酔科学会の調査で分かり、日本血栓止血学会などの関係学会が29日までに予防指針をまとめた。
 肺塞栓症は、血流が滞ったために足の静脈などにできた血栓がはがれ、肺の動脈につまって起きる。いわゆるエコノミークラス症候群(旅行者血栓症)もその一つだ。
 麻酔学会が行った調査では、昨年度1年間に全国の208施設で、369人が手術後の肺塞栓を起こし、うち66人が死亡していた。発症率はエコノミークラス症候群の100万人に1人に比べても圧倒的に多いことが確認された。

Posted by Naoko at 00:00 | EDIT | コメント (0) | 気になるニュース
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