2003年12月05日

【医療ミス】産婦人科で4件目の訴訟 三重県四日市市


 三重県四日市市の産婦人科医院で、新生児が死亡したのは医療ミスによるものだとして同市の男性(45)が5日、同医院と医師に約7700万円の損害賠償を求める訴訟を5日、津地裁四日市支部に起こした。
 訴えられたのは「塩井産婦人科」と塩井澄夫院長。同医院の医療ミスをめぐってはこれまで3家族が医療ミスの損害賠償を求め、うち1件では重なるミスを放置したとして国も訴えている。
 訴えによると、男性の妻(43)は2000年9月、同医院で二男を出産。その際、塩井院長は胎盤が子宮からはがれる危険性を見逃した上、危険を助長する陣痛促進剤を使用し母体の腹を押す手法をとった。
 このため新生児は低酸素状態になったが、検査をしなかったため異常を見落として放置。仮死状態で出生した新生児は間もなく死亡した。
 同医院は「塩井院長は診察中で対応できない」としている。

Posted by Naoko at 00:00 | EDIT | コメント (0) | 気になるニュース
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