【サービス】利用者たったの1人だけ 福岡市の産休明けサポート
福岡市が少子化対策で昨年6月に始めた、ベビーシッターの派遣費用を一部助成する「産休明けサポート事業」の利用者が、当初予想の約25人を大幅に下回る1人だけにとどまっていることが19日、分かった。「認可外保育所の入所予定者を対象に含めておらず、使いにくい制度」との指摘も出ている。
同事業は出産後すぐに職場復帰する保護者らが、子どもが3カ月になるまでの間、1時間1200円かかる市あっせんのベビーシッターを、同300円(1日10時間以内)で利用できる制度。3カ月以後は、認可保育所に入所させることが条件。
市議らからは「福岡市は認可外保育所も多く、利用者の実態とかけ離れている」との声が出ているが、市保健福祉局研修指導課は「一定の保育水準を確保した認可保育所が原則。利用が少ないのはPR不足もあるが、日本でベビーシッターのなじみが薄いことが原因」と譲らず、来年度も同じ条件で事業継続の方針。
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