出産後で母親の体力が回復していない時や、親が育児疲れや、育児不安になった時などに負担を軽くする目的。
支援内容は、食事の支度、食料品や生活必需品の買い物、洗濯、部屋の掃除などの家事や、もく浴の補助、健診といった外出時の付き添いなど多岐にわたる。区が特定非営利活動法人「ワーカーズコープ」に委託する形で実施する。
月~金曜の午前9時から午後5時まで利用可能で、1回の派遣は基本2時間、4時間まで延長可能。費用は支援内容にかかわらず1時間800円。累計利用時間に制限があり、出生から1カ月間は合計20時間、それ以降1歳までは合計30時間。
区の実施した「育児支援ヘルパー要請講座」を修了したヘルパーを派遣。区によると同様の制度は23区内で4番目だという。利用には事前登録が必要で、この日は登録1件のほか、問い合わせが12件あった。
区では年間200~250人が延べ1000回程度利用するものとみている。問い合わせは区子ども家庭支援センター(03・3579・2656)。