2005年02月23日

【調査結果】朝食べる子、勉強もできる 学力と生活習慣関連裏付け

 朝食を毎日食べる児童・生徒は、学力テストの正答率が食べない生徒を最大で16ポイント上回るなど、学力も高いことが、23日までに和歌山県教育委員会が県内の小学4年、中学1年計約2000人を対象に実施した調査で分かった。県教委は「生活習慣や学習意識は学力と関連すると言われてきたが、客観的なデータで示された」と説明。生活指導に今後役立てたい考えだ。
 調査結果によると、小4で朝食を毎日食べる児童は86・7%を占め、4教科合計の正答率は73・5%。食べない児童は0・8%で、正答率57・6%。
 中1は毎日食べる生徒(85・7%)の5教科合計の正答率は62・7%、食べない生徒(1・4%)は57・1%だった。