2003年11月14日

【運動】心拍150以下、12週から 妊娠後の運動で安全基準


 妊娠した女性のスポーツは、妊娠12週以降が原則、1分間の心拍数は150以下で−。日本臨床スポーツ医学会は、妊娠後も安全に運動を楽しむための基準を14日までにまとめた。
 妊娠中の運動は、肥満防止や高血圧を予防する効果があるとされる。一方で、不適切な運動は流産や早産を招いたり、胎児の発達障害を起こしたりする恐れがある。
 基準は、運動するのは流産の危険が少なくなる妊娠12週以降が原則とした。双子以上の妊娠は早産の発生率が高いので、運動を避けるよう勧めている。
 適した運動として水泳、エアロビクス、ウオーキングを挙げた。運動の習慣がない人は週2、3回にとどめ、1回60分以内にするよう助言。
 妊娠した女性500人以上の調査で、心拍数が150を超えると胎児の心拍数に異常が起きた例があったことなどから、150以下とするように注意を呼びかけた。自覚的には「ややきつい」の手前程度の感じという。


Posted by Naoko at 00:00 | EDIT | コメント (0) | 気になるニュース
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