2004年08月24日

【情報提供】妊婦の服薬に情報提供 厚労省がセンター計画


 薬をのむと赤ちゃんに悪影響が出ないか心配な妊婦の相談に乗る「妊婦とクスリ情報センター」(仮称)の創設を、厚生労働省が計画していることが24日までに分かった。
 相談事例を追跡して情報を集め、さまざまな薬のデータベース構築も進める。これまで妊婦と服薬の安全性に重点を置いた全国的な情報提供・収集体制はなく、同省は「従来は大きな薬害発生を受けて対処することが多かったが、センターを拠点に積極的な対策をとりたい」としている。
 同センターは2005年度中に国立成育医療センター(東京都)に設置予定。服薬が不安な妊婦や妊娠予定がある女性、主治医からの相談に、薬剤師や医師が応じる。
 相談のあった人から、服薬の有無、服薬の時期や量などと赤ちゃんへの影響について情報提供を求めて解析するとともにデータベース化。副作用が明らかになれば、製薬会社に改善を指導する。

Posted by Naoko at 00:00 | EDIT | コメント (0) | 気になるニュース
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