2004年04月28日

誕生

遠のく陣痛に「間隔が縮まるまで自宅待機」と言われたらどうしようと不安だったものの、0時あたりになってやっと間隔が短くなってきた。痛みにもがきつつも、何とか産めるなコリャと思うと多少ホッとしたりして。

陣痛の痛みは表現しづらいと先輩ママによく言われ、具体的な痛みのイメージが持てなかったんだが、実際に経験したら、確かに表現しづらいなぁと実感。下腹部…でもなく、骨盤…でもなく…どっちかっつーと膣周辺?・・・確かに変な表現はできないなぁ(^^;という感じで(何

しかしそこからどんどん痛みの間隔は狭まり、練習してきたヒッヒッフーの呼吸も「ヒッヒッフッヒッヒッフッ」と余裕が無くなり、1時過ぎたあたりではもう冷静にモノを考える余裕はなくなり、Yoshiに「時間のメモは任せた」と言い残し後は回りの事なんか記憶になく、ただ痛みと呼吸法を繰り返していたように思う。

2時前になり、やっと分娩室へいく許可が。痛みの度に立ち止まりながら自力で分娩台に。「子宮口の大きさを見ますね」…といわれ、もう全開な気分な私は期待して結果を待っていたら「まだ7センチかな」…うそや〜〜〜!!!と半泣きになっていたが、助産師先生はそこから出産の準備を黙々とスタート。あれ?まだ7センチなのに準備?とか思いつつも、いきみ逃しで必死。準備が出来たあたりでおもむろに助産師先生は主治医に電話「そろそろ全開です〜」。つ、ついに産める〜!

陣痛の波に併せていきむ。声を出さないでいきんでと言われたが、ついつい「う〜〜」と声が出てしまう。横にいるYoshiが一緒に声をかけてくれたりするのが支え。
何度か頑張ったが、いきみ方が下手だったようで、なかなか進まない。焦る気持ちと痛みの中で何度もいきむがなかなか進まない。NSTを見つめる主治医が「吸引でお手伝いしましょうか?」といってきた。既にいきむのも疲れてきていたので、間髪入れずに「おねがいしますぅ〜もう限界ですぅ〜」。実際はこの時点で胎児の心拍数が落ちてきていたらしい。

会陰部を切ったり麻酔入れたりされた後、陣痛の波に合わせていきみ…「はい、ハッハッハッハの呼吸!!」と言われた後、一気にベビーが出てきた。すぐに泣き声が聞こえた…と同時に私も叫んでいた…。

午前2時52分、3480gの男児誕生です。

Posted by Naoko at 04:07 | EDIT | コメント (0) | 妊娠日記
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